在来線紀行
春の御殿場線紀行   2008年04月04日


神奈川と静岡を結ぶ路線は東海道線だけではありません。
国府津から分岐し、松田・御殿場を経由して沼津に向かう御殿場線。
今回は、その御殿場線を旅することにしよう。

国府津3番ホーム.jpg
東海道線を使って国府津まで行き、御殿場線のホームで電車を待つ。

東海313系.jpg
暫くして、目の前にJR東海313系車輌が登場!!
…したのだが、何となく様子がおかしい。

211系5000番台.jpg
気になって反対側に向かうと何故か211系車輌が姿を現した!!

要するに211系×2+313系×2という4両編成。
JR東日本のテリトリーに住む人間にはありえない編成である。(笑)
出発まで車内を探索、前方(沼津方面)の211系に乗車。

路線図.jpg
車内の路線図はなぜか東海道線のモノが…(御殿場線のも付けてあげてください!)

そうこうしている内に列車が出発、暫く複線のような光景が広がる。
これは国府津車輌区に向かう線路が併走しているためである。
暫く何もする事がないので、一先ず先頭から外を眺める。
桜の季節だったので、沿線にもたくさんの桜が目に飛び込んでくる。
中でも圧巻だったのが山北駅周辺、まさに桜のトンネルである。
この辺りは桜の名所として非常に有名らしく、多くの三脚が立ち並んでいました。
(写真は見とれていたのでありません、あしからず。)

金太郎桜.jpg
駿河小山駅構内に咲く金太郎桜。(この辺りは金太郎縁の地)

御殿場線はかつて複線だったものを単線にした歴史があり、
鉄橋の隣に古ぼけた橋げただけが残されていたり、
使用されていないトンネルが掘られていたりと、複線時代の遺構を見る事が出来る。
こういった"廃線跡"を間近で見られるのも、この路線の魅力だろう。

御殿場を過ぎた辺りから、風景が山岳地帯から都市部へと変わる。
そして、国府津を出発しておよそ1時間半、終点の沼津に到着。
沼津駅前.jpg
写真は携帯電話のカメラで撮影したので小さめ。(笑)

早速、駅の券売機でTOICAを購入する。(笑)
更に、帰りの特急券も購入する。
その後、昼食と周辺散策をした後、時間が余ったので三島行きの列車に乗る。

三島駅前.jpg
三島駅に到着。
駅前で名物の福太郎を買い、乗ってきた電車で再び沼津へ。(笑)

asagiri.jpg
駅で夕飯用の駅弁を購入し特急あさぎり6号に乗車、小田急経由で帰宅。
行きと違って特急は非常に快適で、気持ち良く家路に着く事が出来ました。

富士山.jpg
おまけ:御殿場にてあさぎり車内から、昼間は雲に隠れていた富士山が!!

旅のしおり:
・JR東海のTOICAはJR東日本、及びJR西日本とも相互利用が可能。
 ただし、電子マネーには対応していないので、自販機等での買い物は不可です。
・御殿場線は全線でTOICAの利用ができません。
・特急あさぎりは沼津から松田まで御殿場線内を走り、
 松田から渡り線を通って小田急線内に入っていきます。
・渡り線の部分はデッドセクションになっており、
 通過する間は空調や電光掲示板等が止まります。(照明は別電源なので消えません)


[編集長]


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