在来線紀行
都内地下鉄乗り潰し Part2   2012年03月20日


春分の日であるこの日、私は中野の駅前に立っていた。
今回は中野から西船橋まで東西線を乗り潰す事にしました。
で、中野に来たのだからお約束の中野サンプラザを撮影。
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この手のネタはマンネリと批判される事が多々ありますが、
一方で"出さないと容赦しない"というご意見もあるので念のため。(笑)

本日は710円で東京メトロ全線一日乗り放題の切符を購入。
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…勘の鋭い人はお分かりでしょうが、東西線だけでは元は取れません。
そう、当然他にも乗り潰す路線があるのである、それらはまた後ほど紹介しましょう。
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東京メトロ東西線は前述の通り、中野から西船橋を結んでいます。
中野からは中央・総武緩行線に乗り入れ三鷹まで、
西船橋からは東葉高速鉄道線の東葉勝田台の他、
平日の朝夕には何と中央・総武緩行線の津田沼にも乗り入れている。
つまり、中央・総武緩行線とバッティングしている路線なのである。
これは元々東西線が中央・総武両線の混雑緩和を目的に作られた為である。

他にも日本の地下鉄で初の優等列車(快速)を走らせていたり、
東京都の外にまで(千葉県)路線が伸びていたり、
地下鉄なのに半分近くが地上(高架)を走っていたりと極めて異様な路線である。

中野始発の快速東葉勝田台行きに乗車して乗り潰しスタート。
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中野を出てすぐに地下に入ってしまうのでこの辺りは割愛。
東葉町を抜けてから快速運転スタート、次の南砂町を抜けると坂を上り地上へ。
葛西で前を走っていた各駅停車を追い越し、浦安に停車。
妙典には車両基地が、原木中山には葛西同様通過線がある。
そして、中野から40分強で西船橋に到着、東西線乗り潰し完了である。

ココでメトロの乗車券は一時お休み、武蔵野線のホームに移動し、
ココから京葉線へ乗り入れる2つの支線を乗り潰します。

武蔵野線ホームから京葉線方面を望む。
写真左側が南船橋方面、右側が東京方面へと続いています。
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まずは南船橋方面の列車に乗車します。
出発するとすぐに左側へと進路を取り、京葉線に合流。
5分ほどで無事南船橋駅に到着、ココから元来た道を戻るので一旦下車。
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南船橋の駅前は大型輸入家具専門店やオートレース場がある。
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写真を撮り、再び改札をくぐり、乗ってきた列車で西船橋へ帰還。
おやつを食べた後、今度は東京方面の列車に乗る。

今度は進路を右側に取り再び京葉線に合流、5分ほどで市川塩浜に到着。
そのまま乗車して新木場で下車、ココでようやく昼食タイム。
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お腹も満たした所で後半戦スタート、再びメトロの乗車券の出番である。
2本目はココ新木場から和光市へと向かう有楽町線に乗車します。
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有楽町線新木場駅のホームは乗降分離型になっており、
1番線に到着した列車から客を降ろすと2番線へ移り乗客を乗せる。
やって来た列車は東武東上線直通、各駅停車川越市行き。(車両は東武のモノ)
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新木場を出るとすぐに列車は地下へと潜る。
有楽町線は各駅停車のみの運行なので、全駅に停車していく。
池袋で副都心線と合流、ココからは両路線の共用区間となる。
小竹向原で西武線へ入る列車と別れ、
地下鉄成増を抜けると地上に出て和光市に到着である。
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和光市駅は文字通り埼玉県和光市にある駅で、
東京メトロの駅としては最も北に位置している。
ただし、管理は東武鉄道が行っており、東西線の千葉県区間とは多少意味合いが異なる。

さて、コレで2路線を制覇しましたが、コレでも切符の元は取れません。
勘の鋭い方はもうお分かりでしょう。
そう、帰るついでに副都心線に乗って行くのである。

副都心線は和光市から渋谷を結ぶ路線で、東京の地下鉄では一番新しい路線である。
(和光市~池袋は有楽町新線として先に開業していた)
車両は路線の関係上からなのか有楽町線と同じものを使用。
(副都心線開業と共に、新車両も配備された)
また、東西線の快速に次いで優等列車"急行"が設定されているのも特徴である。
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で、その急行渋谷行きに乗車、池袋までは先程来たコースを逆に進む。
(車両は旧型のメトロ7000系)
そして、副都心線の区間に突入、殆どの駅は通過するのだが、
時折見えるホームの外装は矢張り新しさを感じました。
20分程で終点渋谷に到着、コレで本日の行程は全て終了である。

副都心線渋谷駅は現在、東急東横線との相互乗り入れに向けて工事が進行中である。
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今回は一気に3路線を制覇しました。
コレで残る路線は7路線となりました。
そろそろ都営の方にも食指を伸ばして行こうと思っております。

旅のしおり:
・東京メトロではメトロ線乗り放題の一日乗車券の他にも、
 都営線も含めた一日乗車券を1000円で販売している。
・今回の執筆にあたり、前回のタイトルを変更させていただきました。
 ご了承をお願い致します。

(編集長)


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