在来線紀行
都内地下鉄乗り潰し Part1   2012年01月04日


2012年1月4日、三が日も終わり今年も本格的にスタートしたこの日。
私は、東急目黒線の都営三田線直通・西高島平行きの車内にいた。
年末に色々とプランを立て、一年かけて都内の地下鉄を乗り潰すことに決めた。
で、今年最初の乗り潰しをするためにこの列車に乗っているのである。
今回のスタートは東急の目黒駅、直通なので降りずに乗り潰しスタート。
そして、白金高輪で下車。
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そう、今回乗り潰すのは都営三田線ではなく、
この駅から枝分かれする東京メトロ南北線なのである。
更に、その先の埼玉高速鉄道も一気に乗り潰します。
さて、列車を降りたらホームの反対側へ進みます。
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南北線は比較的新しく開業した路線であり、
ホームドアも日暮里舎人ライナーの様な半密閉型のガラスドアを使用した近未来的な趣き。

やって来た列車にさっさと乗る。
南北線の線路は全て地下を走っているので特筆すべき点はない。(苦笑)
飽きてきたのと、喉が渇いたので飯田橋で途中下車。
自販機を見つけ、コーヒーでも買おうと思ってよく見たら"故障中"。(笑)
すぐに稼動している別の自販機を見つけ事なきを得る。
トイレにも行って身も心もスッキリした所に次の列車到着、再びガマン大会スタート。
矢張り、延々と地下空間を突き進む列車。
それでも確実に終点へと進み、ようやく赤羽岩淵に到着。
ココから運営会社が東京メトロから埼玉高速鉄道に変わる。
赤羽岩淵を抜けると、(多分)荒川を越えて最初の駅川口元郷に到着。
先程までの半密閉型のガラス張りから、よく見かけるタイプのホームドアに様変わり。
更にベンチまでもが簡素な作りのモノに…(写真は浦和美園で撮影)
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そんな風景を尻目に列車は更に北へと進む、
東川口を抜けるとようやく地上に出て、終点・浦和美園に到着。
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近くにあるショッピングモールのフードコートで昼食。
…が、正月明けで人が多く座る場所が見つからない。
散々探した挙句、寒空の下で食事をする羽目になってしまった。
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食べながら、改めて駅周辺を見回してみると更地ばかりが目に付いた。
まだまだ周辺は開発途上といった雰囲気である。

お腹も満たし活動再開、浦和美園から一駅戻り東川口で武蔵野線に乗車。
武蔵浦和からは埼京線に乗り換えて池袋へ。

そして、本日二つ目の目的である、東京メトロ丸ノ内線に乗車。
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丸ノ内線は池袋から東京へ向かい、その後はUターンして新宿を経由し、
荻窪までを結ぶ何とも面妖な線形の路線である。
線路は標準軌、電気は線路の横にあるレールから取る第三軌条方式という路線。
そのような経緯から銀座線と同様、他路線との相互乗り入れを一切行っていない。

とりあえず、列車に乗り込み池袋を出発。
南北線と違い古い路線の為、時折地上に出てくるので、
乗っていて比較的飽きが来ないのが良い。

車内から、JRの御茶ノ水駅を撮影。
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40分程で、中野坂上駅に到着、ココで一旦下車。
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丸ノ内線は、ココから方南町へ向かう支線があるのでそちらへ向かう列車に乗り換え。

方南町支線は3両編成の専用車両で運行され、本線と区別する為に車体に黒い線が入っている。
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7分程で方南町に到着、すぐに中野坂上に戻り本線に乗り換え、終点・荻窪に到着。
そのまま中央線に乗って帰宅致しました。
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今回は、南北線と丸ノ内線を完乗いたしました。
これで、京成乗り潰しの際に完乗している都営新宿線を含めて3路線を制覇。
残るは10路線、次回はどの路線を乗り潰すか、今から思案中です。

旅のしおり:
・目黒~白金高輪間はメトロと都営が共同使用している。
・現在、第三軌条方式は丸ノ内線の他に、
 銀座線や横浜市営地下鉄ブルーライン等で採用されている。
・中野坂上駅は本線の間に支線の線路が挟まれている形になっており、
 本線の行き先に関係無く同じホームから乗車が可能である。
・本線から方南町方面に向かう列車が幾つか設定されているが、それらは全て中野富士見町止まりである。
 コレは方南町駅のホームが6両編成に対応していないことと、中野富士見町駅に車両基地があるためである。

(編集長)


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