在来線紀行
西武とか大井町線とか色々 2011年08月30日
この夏、鉄道各社は節電に伴い大幅なダイヤ変更を余儀なくされました。
当然、それは利用する側である我々にも影響してくるわけで、
今年の夏は遠出する事無く、静かに過ごしてました。
しかし、ココを長期間放置するわけにもいかないので、
急遽、近場でまだ乗っていない区間を制覇する事にいたしました。
で、今回のスタート地点は国分寺。
ココから西武の多摩湖線→山口線→狭山線→国分寺線と乗り潰します。
エリアが狭いこともあり、今回はお昼過ぎのスタート。
さて、とりあえず昼食を食べようと思うのだが…
「国分寺の駅前にモスバがあるよ♪」
え……って、こうじろう!!何時の間に!!
つーか、あんた今回乗る所大体乗ってるでしょ!!
「大川に行くと聞いて」
と、いう茶番劇はさておき。(オイ)
今回はこうじろうも同行しております。
で、こうじろうの進言通り駅前のモスバーガーで昼食を採る。
そして、いよいよ西武線乗り潰しツアーのスタートである。
国分寺には国分寺線と多摩湖線が乗り入れていますが、
まずは多摩湖線に乗車して、西武遊園地を目指します。
ホームには既に西武線特有の末期…もとい黄色い電車が待機してました。
列車は国分寺を出ると街道沿いをノンビリと走る。
この辺りは閑静な住宅街の雰囲気で、乗っていても楽しい。
新宿線が合流する萩山で運行系統が分断されているので乗り換え。
以後は高台から繁華街を見下ろすように進み、
国分寺から20分足らずで西武遊園地駅に到着。
ココからレオライナーこと山口線に乗り換えて西武球場前を目指す。
山口線は、大手私鉄では珍しいゴムタイヤで走る新都市交通システム。
西武園遊園地からゴルフ場の脇を抜け、インボイス西武ドームまでを結ぶ。
スピードもゆっくりで走行音も小さく、遊園地のアトラクションのようである。
途中、信号所での列車交換も行われ、走る姿も眺めるコトが出来ました。
そして、10分程で終点の西武球場前駅到着。
駅構内から見た掘っ立て…もとい西武ドーム。
この日は試合も無く、閑散としておりました。
ここから今度は狭山線に乗り換え、新宿線・池袋線を経由して東村山へ向かいます。
つーか、狭山線は単線なのに3面6線って多くね!?
(註・ドームで試合がある時は人が溢れ返ります。)
埼玉はダウンタウンなので、自販機で堂々とチャカを売ってます。
(只今、不適切な発言があった事を深くお詫び致します)
東村山から国分寺線に乗り換え、2時間弱で国分寺に帰還。
これで、西武線のメニューは終了。
しかし、コレでは物足りないので、中央線、南武線を使って武蔵溝ノ口に行き、
歩いて東急の溝の口駅に突入、ココから大井町線を乗り潰します。
が、ココでついに節電ダイヤの魔の手が襲い掛かる。(鉄道会社は苦労している!)
何と、大井町線が節電のため、溝の口への乗り入れを取りやめていた。
仕方ないので、田園都市線で二子玉川まで行って大井町線に乗り換える。
九品仏で途中下車、この駅は踏み切りに挟まれた形になっており、
ホームが4両分の長さしかないため、写真のような状態に。
(最後尾の車両はドア締め切り扱い)
この後やって来た各駅停車に乗ってさっさと終点・大井町に到着。
ココから京浜東北線に乗って鶴見駅に向かう。
鶴見からは鶴見線に乗り換えて最後の目的地・大川へ向かう列車を待つ。
ホームでおやつを食べながら待つこと約20分。
ようやく、大川へと向かう列車が到着、さっさと乗車。
列車は…まぁ、過去に何度も書いてるからココでは省略。(笑)
武蔵白石の手前で列車は方向を変えて大川支線に入る。
ココから速度は急激に落ち、ゆっくりと終点・大川駅に到着。
大川駅全景。
大川駅周辺はいかにも工業地帯という雰囲気。
丁度、終業時間という事もあり、帰宅する人の姿が目立つ。
大川支線は運行本数の非常に少ない路線である。
時刻表を見ると、朝と夕方の通勤時間帯のみの運行であり、
休日に至っては1日3往復しかない。
恐らく、神奈川県内で最も運行本数の少ない路線であろう。
ひとしきり周辺を散策し、乗ってきた列車で来た道を戻る。
行きとは違い、帰宅ラッシュで車内は大混雑。
人々に揉まれながら鶴見まで戻り、そのまま帰宅しました。
今回は比較的狭いエリアを旅しましたが、
それぞれに味のある風景を堪能できたと思います。
旅のしおり:
・大井町線は九品仏の他に、戸越公園駅でもドアの締め切り扱いがある。
(編集長)
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