在来線紀行
河口湖まで普通の観光をしてきた   2010年05月22日


前回の、相模原市内全駅乗下車の最後に、
私(編集長)は"次回は普通の観光旅行にしよう"と書きました。
…という事で、今回は富士急行を使って富士山の麓、河口湖まで行ってきました。(笑)

まずは八王子にて切符を購入。
今回は、河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷを使用。
そして、ホームでホリデー快速河口湖1号を待つ。
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列車到着…既に満杯。(苦笑)
仕方なく先頭車両のデッキに乗車、程なくして出発。
10分弱で高尾に到着、"急いでない人は普通列車に乗ってください"のアナウンスが。
急いでないが行き先が遠いのでそのまま通過。
狭いデッキ、揺れる車内で乗り物酔いと格闘しながら相模湖を抜け山梨県に突入。
上野原、四方津と停車し、大月から富士急行線に突入。
JRの時と比べて明らかにゆっくりとしたスピードで列車は進む。
そして、出発から1時間20分程で富士吉田に到着、ココで一旦下車。
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ホームの有効長が足りないため、後ろの車両はドアが開きません。
また、河口湖へはココからスイッチバックして進む構造になっている。
(写真左側が河口湖方面、右側が大月方面の線路)
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あらためて、富士吉田駅の外に出てみる。
富士吉田は駅ビルもあり、見た目は都市部の駅と変わりません。
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ひとしきり周辺を探索した後、駅に戻って寿駅の入場券を購入。
寿駅入場券はおめでたい名前から縁起物として各有人駅で販売している。
だからと云う訳ではないのだが、ココから寿駅へ行くことにする。
やって来た列車は…あららJR直通の115系ではないですか!
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何となく、富士急行線に乗っている感覚ゼロの状態で大月方面に4駅戻り、寿駅に到着。
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寿駅構内から大月方面を望む。
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寿駅は無人駅で、線路側は何も無い。
しかし、ホーム側には大きな道路が走っており、
セブンイレブンや商店が軒を連ねていて意外と人は多そうだ。
つ~か、誰かさんが見切れてるし。(笑)

なお、寿駅周辺の地名は暮地(くれち)で、元の駅名も暮地だったそうだが、
墓地に似ていることからおめでたい寿に改称したそうである。(富士急行のサイトより)

先述のセブンイレブンへ立ち寄りおやつを購入し、
寿駅構内の待合室で食べながら次の列車を待つ。
ココから富士吉田方面に進み、2駅先の月江寺に行きお昼を食べる事にする。

月江寺駅、駅周辺には商店街や学校もあり結構栄えている。
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ココから商店街を少し進んだところにある店で名物のうどんを食べる。
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お腹も膨れ、再び列車に乗り、今度こそ終点・河口湖をめざす。
午前中に下車した富士吉田からスイッチバックして河口湖方面へ向かう。
富士吉田ではフジサン特急とすれ違いをしたのだが、
その際、近くに座っていたお子様が"怖い"を連呼していた。
まぁ、あのデザインなら納得もいきます。
(↓参考までにフジサン特急)
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富士吉田を抜けると富士急ハイランドを経由して河口湖に到着。
コレで富士急行線全線完乗達成である。
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河口湖駅前にはモ1形車両が静態保存されています。
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ここで、河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷに付いている引換券を使用。
レトロバス共通フリークーポンと交換し、レトロバスに乗車。
在来線紀行では史上初のバスを利用して、道の駅・かつやまへ向かう。
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この辺りまで来ると人通りも少なく、非常に落ち着いた雰囲気。
一先ず、道の駅にあった売店でおやつを購入する。
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その後、道を挟んだ先にある河口湖の湖畔まで足を運ぶ。
湖から流れる風が涼しく、非常に気持ちが良かった。
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1時間程、湖畔の空気を味わった後、一周してきた同じバスに乗車し、河口湖駅に帰還。
そして、朝と同じホリデー快速河口湖2号に乗車、今度は無事座席を確保できました。

今回はいつもと違い、観光色の濃い内容で非常に新鮮な旅となりました。
たまには普通の旅も面白いと感じました。

旅のしおり:
・寿駅の入場券は富士急行線内の各有人駅で販売されているが、
 寿駅は無人駅なので入場券は販売されていない。
・ホリデー快速河口湖号は富士急行線内停車駅に於いてホームの有効長の問題から、
 富士急ハイランドを除き、全ての駅で後ろ側3両がドア締め切り扱いとなる。

(編集長)


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