在来線紀行
多摩都市モノレール乗り潰し＋α 2009年04月28日
小田急多摩線を乗り潰してから僅か２日後、私はまたしても多摩センターにやって来た。
今回は、ここ多摩センターから上北台を結ぶ多摩都市モノレールを乗り潰します。
早速、今回の出発地点・多摩センター駅に向かいます。
ホームは沿線にある大学の学生で賑わっていました。
やって来た列車の先頭車両に乗り、程無くして出発。
多摩センターから暫くは大学生が多く非常に賑わっている。
中央大学・明星大学(非常に不可解な駅名だ)で多くの学生は下車し、
車内は家族連れやサラリーマンの姿が目立ち始める。
先述の駅周辺で、一度地上に下がったレールがトンネルを抜け再び上昇し、
多摩動物公園に到着、ここから高幡不動まで京王動物園線と併走する。
多摩都市モノレールの車内から京王多摩動物公園駅を望む。
高幡不動を抜けると宅地を迂回するようにカーブが続き、中央高速を超えて立川市街へ。
ＪＲ立川駅を挟む形で立川南、立川北と進み、列車は更に北へ進む。
この辺りになると乗客も少なくなり、座れる程になった。
玉川上水で西武線と交差し、程無くして終点上北台に到着。
駅前はごく普通の住宅街で、スーパー等がある程度。
ここでお昼にしようと思ったのだが、お昼まではまだ少し時間がある。
そこで、玉川上水まで徒歩で戻る事にしました。
モノレールの線路を上に見ながら南へと進む。
沿線風景はいたって普通の住宅街でしたが、
知らない場所を歩くというだけで結構楽しいものである。
20分ほど歩いて玉川上水に到着、駅構内のマクドナルドで昼食。
さて、空腹も満たしこのまま帰るには少々早すぎる。
そこで、一旦立川北まで戻りＪＲ線立川駅から南武線で府中本町まで行く。
そこから15分ほど東に歩いて行くと、京王線の府中競馬場正門前駅に到着。
広大な駅構内には人気も無く、一見すると貨物駅のような雰囲気。
コレが競馬開催日には人でごった返すというのだから…
暫くして列車が到着、車輌はワンマン２輌編成の6000系。
因みに、乗客は私を含めて２人、運転士を合わせてもたったの３人であった。(笑)
５分程で列車は走り出す。
沿線は特筆するようなモノも無く、いたって普通の住宅街。
しかも、最初のカーブを曲がると既に本線が見える程の短さ。
２分足らずで東府中到着、京王競馬場線乗り潰し完了、達成感は…イマイチ。(苦笑)
そして各駅停車、特急を乗り継ぎ高幡不動で下車、
ここから京王動物園線に乗り換え多摩動物公園を目指す。
１番ホームにある動物園線の０キロポスト。
…平面化、あるいは２次元化というのだろうか(笑)
１０分ほどで列車到着。
車輌は４両編成の6000系でこちらも競馬場線同様ワンマン運転。
車内広告は動物園関連のモノばかりで、煩わしさが無く非常にいい感じである。
車内は動物園の利用客のほか、近隣の大学の学生も多かった。
列車は発車直後のカーブを抜けると右手に今朝乗ったモノレールの線路が登場。
このままほぼ同じようなコースを辿る。
列車はカーブの多い路線をゆっくりと進み、４分程で多摩動物公園に到着。
今度は京王側から多摩モノレールの駅を撮影。
流石に動物園に入る時間は無かったので、駅の隣にある京王れーるランドに入り、
家族へのお土産を購入し、同じ列車で高幡不動に戻る。
そして特急に乗り、終点・京王八王子に到着。
改札を出て写真を撮りそのまま改札に戻る。
そして、乗ってきた列車の向かいに停まっていた列車に乗る。
北野で下車し、高尾線に乗車。
暫くはありふれた住宅街が続き、普通の通勤路線の赴き。
しかし、高尾を出た直後のトンネルを抜けた途端、風景が一変。
線路も単線になり、一気に地方を走る観光路線へと変身、
そのまま終点・高尾山口に到着。
さて、流石に日も傾きだしそろそろ家路に向かおうかと思ったのですが、
ここまで来て高尾山を無視する訳には行かない。
そのまま駅沿いに歩き、高尾山ケーブルカーの清滝駅に向かう。
切符を購入し、ケーブルカーに乗って高尾山駅に到着。
流石にここから山頂まで行く時間は無かったので、
近くの展望スペースから今日行ってきた場所を望む。
お土産を買って帰りのケーブルカーに乗り込む。
高尾山駅を出てすぐの場所はケーブルカーで日本一の傾斜角となっており、
発車直後は少々恐怖感があった。
今回は列車の旅でありながら、徒歩の区間も多く、
いつもとは少し趣の違った旅となりました。
旅のしおり：
・京王競馬場線は競馬開催日には１０輌編成の列車が運行し、
東府中から新宿方面への接続・直通運転などが行なわれる。
・京王動物園線は途中に駅は一つも無いが、
多摩モノレールには同区間の中間に程久保駅がある。
(編集長)
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