在来線紀行
町田市内 全線全駅乗下車 2009年04月13日
2009年4月13日の午後
私は編集長と相原駅前に居た
事の発端は、市町村単位で全線全駅乗下車をやったらどうかと言う、編集長の一言だった
で、色々と議論を重ねた結果、とりあえず小規模に実行できるところと言うことで町田市が候補に挙がった
そう、この日は思いつきで「町田市内全線全駅乗下車」を敢行することになったのだ
そして、その出発点がここ、相原と言うわけだ
さて、始めに簡単にではあるが町田市を紹介しよう
町田市は東京都の南部、南多摩地域にある都市だ
東京都ではあるものの、都内の他市町村と接する北部の境は山であり
逆に神奈川県と接する南部の境は細い川であるため、どちらかというと神奈川との結びつきが強い
時折、「町田は神奈川県」とか、「神奈川県町田市」とか言われているのが実情である
（正しくは、「東京都町田市」です、念のため……）
しかしその実は、東京都内でも屈指の商業都市であり、税収も多いのだとか
確かにJR横浜線、小田急線の乗換駅である町田駅周辺は立派な繁華街であるし
東急田園都市線の南町田駅付近には大きなショッピングモールもある
今回はこの町田市内の全ての駅で乗り降りすることが目標だ
と言うわけで、まずは町田市内の鉄道網をお復習いすることにしよう
以下の図を見ていただきたい
これは町田市の鉄道網概略図である
誰がなんと言おうと概略図である
異論は認めない
町田市内には４つの鉄道が走っている
JR横浜線、京王相模原線、小田急線、東急田園都市線だ
それぞれ、以下の駅が町田市内に存在している
・JR横浜線
相原、町田、成瀬
・京王相模原線
多摩境
・小田急線
鶴川、玉川学園前、町田
・東急田園都市線
つくし野、すずかけ台、南町田
これらを順番に巡ることにする
基本的なルールは以下の通りである
・必ず「鉄道」でたどり着くこと
・複数社が乗り入れている場合は、全ての会社線でたどり着くこと
・必ず一度、改札を出ること
・その証拠として駅表の写真を撮ること
で、とりあえず行きやすいところと言うことで最初は相原駅で下車したと言うわけだ
駅前はコンビニと居酒屋がある程度であり、山も近く田舎の風情である
さて、駅前散策も程々に次へと向かうことにしよう
時間は有限なのだ
再びJR横浜線に乗り、橋本駅で京王相模原線に乗り換え
今度は多摩境駅で下車
とりあえず西口に出てみたのだが、なんか地下のような感じである
地上に出てみようかとも思ったが、今回は乗り降りがメインと言うこともあり
早々に改札へ戻る
再度、京王相模原線に乗り、橋本駅へ戻る
橋本駅からJR横浜線に乗り、町田駅で下車
＜※案内板撮影忘れ＞
（写真はJR横浜線のもの）
ここは町田市一の繁華街
人も多く、建物も高い
下車した証拠の写真を撮り、今度は小田急線へと乗り換える
町田駅の乗り換えは少々歩くことになる
小田急線に乗り、次の目的地、鶴川で下車
町田の中心地から外れるものの、駅前は結構栄えている
さすがは東京都と言うべきか
再び小田急線に乗り、次は玉川学園前で下車
ここは駅名の通り、玉川学園の最寄り駅である
無論、学生が多かった
駅前は鶴川とは異なり、住宅地と言う感じであった
再度小田急線に乗り、再び町田駅へ
（写真は小田急線のもの）
本日２度目の町田駅（苦笑）
またJR横浜線に乗り、隣の成瀬駅で下車
ふと考えてみると、成瀬駅は町田市内で唯一の島式ホームである
だから何だと言われればそれまでだが……
（町田駅も形式上は島式であるが、２面４線もあるので別格と考える）
駅前はそこそこ栄えている雰囲気である
さらにJR横浜線に乗って長津田駅へ
長津田はもう横浜市である
長津田から東急田園都市線に乗り換え
一駅だけ乗り、つくし野駅で下車
つくし野駅で再び町田市に戻るのだ
駅前は落ち着いた雰囲気
住宅街と言う感じである
再度、東急田園都市線に乗り、すずかけ台駅へ
駅前の雰囲気はつくし野と同じく住宅街と言う感じだ
またしても東急田園都市線に乗る
まぁ、他に乗るものはないのだが
隣の南町田駅で下車
駅前にはスーパーあり、輸入食料品店あり、商業地の雰囲気たっぷりである
南町田駅には太陽電池が設置されており、トイレの電力に使用されているようだ
その後は東急田園都市線で中央林間に出て小田急江ノ島線に乗り換え
町田へ出てJR横浜線で帰りました
今回初めての試みであり、試験的な要素も多かったのだが、普段降りることのない駅で降りることができ
初めての景色をたくさん見ることができた
１駅、ほんの数分ではあるものの、かなり楽しめる旅でした
今後、余裕があれば他市町村でも同様の試みをしてみたいと思います
（こうじろう）
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