在来線紀行
東京・神奈川 ゆとりある詰め込み過ぎツアー   2009年02月11日


2009年の第一弾はゆりかもめと京急大師線を乗り潰すことにしました。
…が、この2つでは今一つ物足りないので、鶴見線を追加し、
それならと南武支線も追加した後、長津田行くからこどもの国線にも…
そして、気がつくと一日で5路線も乗り潰す結果となっていました。(笑)

さて、まずはゆりかもめに乗るため新橋を目指します。
長津田から東急田園都市線に乗り、半蔵門線・銀座線と乗り継いで新橋へ向かう。
新橋に到着したら歩いてゆりかもめのホームへ。
新橋駅.jpg

列車に乗り、出発を待っていると次の列車が入線してきました。(しかも、珍しい有人運転)
ゆりかもめ.jpg

暫くして出発、日本テレビ等の高層ビル群を縫うように進み、港付近へと進む。
港付近にはショッピングモール等の他、倉庫などが目立つようになる。
そして、レインボーブリッジを抜けお台場に突入。
フジテレビやビッグサイトといった建物が目に飛び込んでくる。
しかし、有明を抜けた途端風景が一変!!

有明テニスの森.jpg
有明テニスの森、テニスどころかキャッチボールする人すらいない。(笑)

市場前.jpg
市場前、市場どころか物売りの姿さえ見えない。(笑)

そうこうしている内に終点の豊洲に到着。
ココから地下鉄有楽町線に乗り換え有楽町、更にJRで川崎を目指す。
12時過ぎに無事川崎に到着、駅構内のラーメン屋で昼食。

食欲も満たし、歩いて京急川崎へ行き、大師線に乗る。
京急大師線.jpg

大師線はその名の通り川崎大師を抜け、小島新田までを繋ぐ路線である。
京急の他の路線とは異なり、本線から独立した構造となっている。
京急川崎駅.jpg

暫くして出発、駅間は短く、1~2分程で次の駅に着く。
川崎大師で多くのお客さんは下車し、車内は静かになる。
そして、線路が単線になり終点・小島新田に到着。
小島新田駅.jpg

駅前は飲み屋さんが建ち並び、ちょっと懐かしいような雰囲気。
そして向かいには巨大な貨物ターミナルがあり、一見の価値アリ。
貨物線1.jpg

15分程滞在し、やってきた列車で京急川崎にとんぼ返り。
そのままJR川崎まで歩き、京浜東北線で鶴見を目指し鶴見線に乗車。
鶴見線.jpg

前回は海芝浦に行ったので、今回は本線の終点・扇町を目指す。
列車はカーブの多い路線をゆっくりと進む。
前回は浅野から海芝浦へ向かったが、今回はそのまま直進。
武蔵白石で大川へと向かう線路を見ながら浜川崎へ、
浜川崎からは単線となり、多くの貨物線と併走しながら終点・扇町に到着。
扇町駅.jpg

駅前は工場や資材置き場等が立ち並び、まさに工業地帯のど真ん中という雰囲気。
また、ホームからは工場へ向かう貨物線がたくさん走っている。
ゆっくりと楽しみたかったが、列車の本数が少ないため、乗った列車で浜川崎へ。

浜川崎鶴見側.jpg
浜川崎駅は鶴見線と南武線のホームの間に道が走っており、一度改札を出て乗り換え。
駅前は自販機と飲み屋さんがあるだけの閑散とした雰囲気でした。

浜川崎南武側.jpg
こちらが南武支線側の改札口。

南武支線側のホームに行くと既に列車が待機していました。
南武支線.jpg

ホームの反対側はたくさんの貨物線が並び、貨物列車目当ての方々が大勢いました。
貨物線2.jpg

南武支線は本線の尻手から浜川崎までを結ぶ路線で、
2輌編成の列車で首都圏のJR線では珍しいワンマン運転。
休日だった事もあり、乗客もまばらで長閑な雰囲気。
列車は工場地帯を抜け、八丁畷で京急線を跨ぎ、8分程で終点・尻手に到着。
程無くして浜川崎へ帰る列車を見送りつつ、今度は本線で武蔵溝ノ口へ。

武蔵溝ノ口で東急線に乗り換え、約6時間ぶりに長津田へ帰還。
…で、普通ならそのまま帰るのですが、ココで最後のお目当てこどもの国線へ。
ココでは約20分待ちとなるので、ホームで待機。
暫くしてこどもの国線の列車が到着、車内は子供達で溢れ返っていました。
kodomo.jpg

長津田を出て暫くは住宅地とカーブが続く線形のためゆっくりと進む。
やがて、住宅地を抜け直線になると徐々にスピードアップ。
ココからは郊外の長閑な風景が広がる。
そして、再び周辺に住宅が増え始め、恩田に到着。
恩田からは再び田園風景に戻り、長津田から8分程で終点・こどもの国に到着。
既に夕方で、ホームは文字通りこどもの国から帰る客で一杯。
我々も一度改札を出て、再び同じ列車で長津田へと戻り、今回の旅は終了。

狭い範囲とはいえ、一日に5路線を乗り潰すのは結構大変でした。
しかし、小島新田の貨物ターミナル等、意外な発見も多く、
計画どおりにも進み、非常に充実した旅となりました。

旅のしおり:
・鶴見線の駅名は開業当時の有力者や周辺の企業から取った名前が多い。
 これは路線の殆どが埋立地で、地名が無かった事が理由である。
・多くの駅で、列車とホームの間が広く開いている場合があるので注意。
 (写真は南武支線・浜川崎駅)
足元注意!.jpg

[編集長]


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