在来線紀行
シーサイドライン＆京急逗子線乗り潰し   2008年08月03日

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この日、東京はこの夏一番の暑さを記録した。
そんな蒸し暑い中、私は横浜駅根岸線ホームで一人列車を待っていた。(笑)
実は、この数日前に新しいビデオカメラを購入し、
試し撮りも兼ねてシーサイドラインの乗り潰しを計画したのである。
更に、シーサイドラインだけでは物足りないので、京急逗子線に乗り、
関東では珍しい三線軌条を見に行く事にしたのであった。

さて、列車を待つこと暫し、やってきた車輌は最新のＥ２３３系１０００番台。


中央線では何度か乗った事がありましたが、京浜東北線(根岸線)では初乗車。
人の多い車内で"ダーリンは外国人"を見ながら揺られること暫し、
シーサイドラインとの乗換駅、新杉田に到着。


駅ビルを抜け、階段を上がるとシーサイドラインの駅に到着。


暫くしてやってきた列車に乗り先頭の席に座る。


シーサイドラインの車輌はニューシャトルに雰囲気が似ているが無人運転。
ただ、開業当初は運転士がいたため、先頭車両には運転台があり、
その部分への乗客の立ち入りは禁止されている。

車内を見回している内に新杉田を出発、暫く首都高湾岸線の横を走る。
並木北付近で一旦地上を走った後、再び高架に戻り車輌基地のある並木中央に到着。
その後はビルの立間をクネクネと縫うように進み、八景島へ。
シーパラダイスの最寄駅であり、駅は乗降客と写真を撮る人達で賑わっていた。
そして、新杉田からおよそ30分、終点の金沢八景に到着。


ココから少し歩いて、京浜急行の金沢八景駅に向かう。


金沢八景下りホーム、１番線からは逗子線に入れない構造になっている。


暫くして逗子線に乗り入れる列車が到着、先頭に乗車してすぐに出発。
本線と分かれた所から(実際はもう少し前からだが)上り線は三線軌条になる。
六浦を過ぎ、トンネルを越えて神武寺の手前で狭軌が枝分かれして、
以後は普通の線路となり、終点・新逗子に到着。
ホームを降りて駅ビル……が無い！！


よく見たら反対側に出ていたので歩いて駅ビルのある方へ向かう。(笑)


駅ビル内の食堂で昼食を取り、時間があるので再び六浦まで戻る。


六浦で改めて三線軌条をじっくりと眺めてみる。
やはり、線路が３本あると変な感じがしてくる。


暫く三線軌条を堪能して再び新逗子に戻り、歩いてＪＲ逗子駅へ行く。


駅弁を買い(コレも旅の楽しみの一つ)、横須賀線で大船へ。
大船から東海道線に乗り換えて藤沢まで行き、小田急に乗り換え。

しかし、ココでトラブル発生！！
何と、小田急線内で人身事故が発生し、列車が遅れているという情報が。
しかし、運良く次の列車が町田行きの普通だったので無事に家路に着く事が出来た。
(心の底から人身事故が減る事を切に願いたいです)

今回は本当に駆け足で乗り潰してきたのだが、
珍しく一人旅だった事もあり、結構楽しい旅となりました。

旅のしおり：
・シーサイドラインと京急の金沢八景駅は１キロ近く離れているが、
　これはシーサードラインに未開業の区間があるためである。
・京急逗子線の金沢八景～神武寺の手前までが三線軌条となっているのは、
　東急車輛製造からＪＲ線逗子駅までの回送線が併設されているためである。
・京浜急行新逗子駅とＪＲ逗子駅間の連絡運輸はおこなわれていませんが、
　両駅は歩いて行ける距離にあり、新逗子駅構内から逗子駅を見る事が出来る。


[編集長]

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